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おいしい豚肉をつくるための3つの要素

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血統

雑種強勢(三元豚)の
おいしい血統

「飛騨・美濃けんとん」は、大ヨークシャー種(W)とランドレース種(L)を交配した豚などを母豚とし、雄豚にデュロック種(D)を使用した三元交雑種豚(三元豚)です。
まず、良い肉豚を作るためには、良い雑種豚の作製が必要です。
大ヨークシャー種(W)・ランドレース種(L)・デュロック種(D)の各純粋種を自家育成し、その中で良いものだけを使用します。そしてまた、能力の高い雄豚を導入し、
さらに選りすぐった血統のみを残していきます。
繁殖能力に優れた大ヨークシャー種(W)とランドレース種(L)を掛け合わせた雑種豚を母豚。さらに肉質の優れたデュロック種(D)を止め豚として掛け合わせた三元交雑種豚(三元豚)。
このように3種類の品種を交雑することで、雑種強勢効果による、より優れた肉豚がつくりだせます。

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1 徹底した空調管理

3 オールイン・オールアウトの様子

5 畜舎の清掃

2 衛生面でも丁寧な作業

4 自動車の消毒

6 守り続ける美しい自然と環境

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衛生/

飼養管理

ストレスのない環境で
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畜舎(離乳舎・肥育舎・種豚舎)は、それぞれ飼育環境と衛生管理に注意しており、
温度・湿度・換気には特に気をつかって、空調システムを整えております。
離乳舎・肥育舎は、常にオールイン・オールアウトを行い、洗浄(高圧洗浄機)・消毒を徹底した後、新しい群を導入するようにしています。こうした環境づくりを通じ豚の持つ良い遺伝子能力が100%発揮できるような生産を目指しております。
また、防疫面では、外部から病気を持ち込ませないよう、種豚は自家育成を行っております。場内においては、外履用長靴と、育舎ごとの内履きを用意し、それぞれの畜舎入り口には消毒槽を設置し、衛星レベルの維持に努めています。

point 3

栄養

「ヨモギ」と「ビタミンE」
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1)給与飼料

私たちの飼料は、全ステージで加熱した飼料を給与しています。
原料を加熱することでデンプン質の消化吸収を助け、順調な発育を促進しています。
いずれの飼料も原料を高温、高圧で加工するエキスパンダー加工飼料を採用しています。
人が米を炊いて食べるのと同様に熱加工することでデンプン質の消化吸収がよくなります。

2)ヨモラーゼDX、ビタミンEの添加

ヨモラーゼDX:ヨモラーゼDXは、乳酸菌代謝物、アミノ酸、有機ミネラル含有の混合飼料です。
豚はヨモギの香りを好み、食欲の増進を促し成長を早めます。
さらに腸内フローラを改善させ悪玉優勢から善玉優勢へと腸内細菌を改善させます。
その結果、悪臭が減少して、環境改善につながり、養豚を元気にさせる乳酸菌代謝物です。

効果 免疫力アップ 要求率改善 腸内有用菌増殖 糞尿悪臭減少 卵殻、卵質改善

ビタミンE:飼料中にビタミンEを添加することで豚肉中のビタミンE含有量が増します。
ビタミンEは、豚肉のおいしさのもととなる脂肪の酸化を防ぎ、ドリップロス(肉汁の流出)を防ぎます。
また、おいしさを維持するだけでなく、食べることで抗酸化能による老化防止、美肌効果など人の健康に寄与することが期待できます。

3)仕上飼料に麦類を多く配合

仕上段階の飼料にこだわり、麦類を多く配合しています。
麦類を多く配合することで豚の脂肪酸組成が変化し、脂の口どけが良く、風味の良い豚肉となります。

4)最適なタイミングでの飼料切り替え

豚の様子をよく観察し、母乳から人工乳、離乳期から肥育期までの各成長段階にあわせ、最適なタイミングで飼料の切り替えを行います。
豚は、個体管理ではなく群での管理を行い、全体でのバランスをみています。

この様々な独自のノウハウにより、脂の口どけが良く、より風味の良い豚肉ができあがります。

「飛騨・美濃けんとん」を育てています

森岡養豚は、岐阜市の本農場と、揖斐川町の谷汲農場に位置し、
岐阜のブランド豚肉である「飛騨・美濃けんとん」の指定農場です。
けんとんとは、健康な豚肉の「健」と「豚」を合わせた「健豚」から命名されました。
「ヨモギ」と「ビタミンE」を添加した飼料で肥育され、安全、安心、健康な豚肉として供給しています。
こうして愛情たっぷりに育てた「飛騨・美濃けんとん」は、小さいお子様や高齢の方まで、
やわらかくてあっさりした豚肉との高評価をいただいております。

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